製品カーボンフットプリント

製品カーボンフットプリントとは

製品カーボンフットプリント（PCF）は、製品のライフサイクルのさまざまな段階において、製品から発生する温室効果ガスの総排出量を集計したものです。例えば、ゆりかごからゲートまで（部分的）のPCFでは、資源の採取から前駆物質の製造、最終製品そのものの製造、そして企業の門を出るまでの全過程を考慮しています。

BASFプラスチック添加剤は現在、多くの製品について製品トカーボンフットプリントを提供しています。

製品カーボンフットプリントサービスは、VALERAS^®の持続可能なソリューションとサービスのポートフォリオに追加された最新のサービスです。お客様は、BASFの材料が事業活動や最終製品のカーボンフットプリントにどの程度寄与しているかについての貴重な情報を得ることができます。初回サービスには、Irganox^®、Tinuvin^®、Chimassorb^®の製品が含まれ、プレミアムサービスとしてmyPerforanceChemicalsオンラインカスタマーポータルからお申し込みいただけます。

PCFはどのように削減できるのか？

例えば、グリーン電力やバイオマスを使用する（バイオマスバランスを利用する）ことにより、多くの製品のPCFを削減することが可能です。さらに、私たちは製品のカーボンフットプリントを削減できる新しい方法を評価し続けています。

場合によっては、BASF製品のPCFは、より効率的な製造工程や有利な原材料の使用により、対応する市場のベンチマーク値よりもすでに低くなっています。

PCFはどのように計算されますか？

これらのゆりかごからゲートまでのPCFは、BASFが開発したStrategic CO₂ Transparency Tool (SCOTT)と呼ばれるデジタルアプリケーションを使って計算され、第三者によって認証されています。一次生産データは、計算された二次データによって補完されます。

PCFの計算方法は、ISO 14040、ISO 14044、ISO 14067の各規格に基づいており、温室効果ガスプロトコル製品規格に準拠している。部分的な製品カーボンフットプリントは、原材料が採取された時点（ゆりかご）からBASFの事業所（プラントゲート）を出るまでに発生する温室効果ガスの排出を考慮に入れています。従って、ゆりかごから工場の門（cradle-to-gate）までの考察は、製品のライフサイクルの一部のみを対象としており、完全なライフサイクル分析（cradle-to-grave）ではありません。製品カーボンフットプリントは、ネット・ゼロを目指す私たちの集団的な旅において、炭素の透明性を確保するために不可欠なツールです。

方法論の詳細 (english only)